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2021年07月16日21時41分 「表現の不自由展かんさい」の会場。左は「平和の少女像」=16日午前、大阪市中央区 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で従軍慰安婦を象徴する少女像を展示し、抗議で一時中止された「表現の不自由展・その後」の作品など約30点を並べた企画展が16日、大阪市内で始まった。会場となった府立労働センター「エル・おおさか」には脅迫文が届いており、18日までの期間中、多数の警察官が警戒し、トラブルに備えて複数の弁護士が常駐する。 不自由展延期、会場使えず 「近隣に迷惑」―東京 会場周辺は物々しい雰囲気に包まれ、拡声器を使って展示に抗議する人もいた。開催初日のこの日も、会場にはペーパーナイフが貼り付けられた脅迫文が郵送されたという。岡山市から夫と鑑賞に訪れた女性(60)は「抗議を受けるのは、反戦や女性の権利といったメッセージが作品に込められているからではないか」と話した。 抗議活動を受け、会場側は6月に会場使用許可を取り消したが、大阪地裁、大阪高裁とも取り消しを認めなかった。実行委員会のメンバーは「見てはいけない作品と線引きされることに芸術家も抵抗しているのではないか。まずは作品を見て、感じてほしい」と訴えた。 社会 新型コロナ最新情報 熱海土石流 動物 特集 コラム・連載
26(土)19:30-21:00 前山忠講演「1971年の検閲事件と政治性の美術」 もうすぐ申し込み開始します。 ※講師のご都合で変更する場合があります。 ■名古屋 私たちの『表現の不自由展・その後』 会期: 2021年7月6日(火)~7月11日(日)10~19時(最終日16時まで) 会場: 市民ギャラリー栄 8階展示室 入場料: 500円(18歳以下・障がい者 無料) 主催: 「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会 協力: 「表現の不自由展・その後」実行委員会 問合せ: HP: 安世鴻《重重―中国に残された朝鮮人日本軍「慰安婦」の女性たち》 大浦信行《遠近を抱えて》《遠近を抱えてPartII》 キム・ソギョン、キム・ウンソン《平和の少女像》 私たちの「表現の不自由展・その後」趣意書 ―表現と歴史の回復のために― 2019年夏、愛知県で表現の自由、見る権利、そして歴史が奪われようとした。それも検閲された作品を集め「表現の不自由」をテーマにした展覧会で。 それは現在もつづいている。執拗に、あちこちで。 どんな作品が表現を奪われようとしたのだろうか?なぜ奪われようとしたのだろうか?奪われようとしている歴史とは何なのだろうか?なぜそれは今も続いているのだろうか?